7月〜10月のイベント振り返り(GP京都.プリパラサマーライブ.高梨康治&刃Live.キンプリライブ)
こちらではご無沙汰しております。6月の更新以降、ちょくちょく遠征はしていたもののイマイチ140文字以上の文章を書く気力が起きずブログを放置する日々が続いていました。
というわけで今回は7〜10月に参加したイベントを軽く振り返っていこうと思います。よろしくお願いします。
・7/21〜23 GP京都
7月はMTGの大型大会グランプリ京都に参加してました。この辺りは本戦に向けてひたすらMOしかしてなかった記憶があります。
21日の昼ごろ京都入り、会場は去年と同じパルスプラザです。
現地でナダルさんと合流して意気揚々と直前トライアルや8人ドラフトに出るもどちらも一没。本戦前の厄落としと思い、早々に会場を離れ観光に切り替えます。
ナダルさんオススメのラーメン屋に行ったり
ホテル近くの神社でお参りしたり。ちょうど祇園祭の時期と被っていたこともあり、夜の街を適当に歩いているだけでも風情があり大満足でした。
たまには前日入りでゆっくり観光するのも悪くないですね。
というわけで本戦。初日は白黒ゾンビで6-3。
ボムは無いものの、マナカーブと除去がしっかりしていたおかげで相手の事故につけ込んで殴り勝つゲームが多かったです。プール弱い時はクソビートが板。
この翌週に同じく京都の地でプロツアーが開催されるということもあり会場には世界各地のプロプレイヤーが。カバレージオタクとしては観戦しているだけでも楽しかったです。
というわけでなんとか2日目のドラフトラウンドに。
なお同行したナダルさんは初日落ちで早々に帰宅したのでぼっち参戦です。
1stドラフトは初手待ち伏せから緑のカードを集めていたら1-5でラザケシュが流れてきたのでマナクリを優先的に取っていき、レアたっぷりの緑多色が完成。
事故だけが怖かったですが、しっかりデッキが応えてくれて無事3-0。
最終戦はアメリカのプロプレイヤー、Christian Calcanoの青赤と当たり3ゲーム目まで縺れましたが、相手の色事故にも助けられ何とか勝利。日本語めちゃくちゃ上手くてびっくりしました。
というわけで2ndドラフト。ここで3-0できればマネーフィニッシュ…だったのですが生物が貧弱な赤白を組んで4敗目を喫してしまい、賞金の目が無くなったのでドロップ。初戦から相性の悪い黒カルトーシュ2枚入りの青黒に当たってしまったのも大きかったです。
後から振り返ると明確なミスで落とした試合が何本かあるのでもう少し頑張れたかな、と悔しい気持ちはありますが普段雲の上の存在である世界の有名プレイヤー達と同じ舞台で戦えたというだけでかけがえのない体験でした。また日本でプロツアー開催してほしいですね。
Owen TurtenwaldとReid Dukeにサイン書いて貰ったのは一生の思い出。
・8/20 アイドルタイムプリパラ サマーライブツアー大阪
なんかチケット取ってたので行って来ました。毎年12月にあるウィンターライブには何度か参加しているのですが、サマーライブに行くのは初めて。出演陣が豪華なのと、アニメがアイドルタイムになってから初の現場ということもあり、それなりに楽しみにしてました。
いつものように昼行バスで新大阪駅まで。前日徹夜してたこともあり、バスの中で爆睡してたら一瞬で着きました。
この時点で12時、昼の部が14時スタートなので少々慌ただしいですが昼食も取らず会場に向かいます。
会場はZepp大阪ベイサイド。今年2月に出来たばかりということもあり、綺麗でいいハコでした。(オタクやってるとZepp系列は必ずお世話になりますね)
昼の部は1階での鑑賞。今回は椅子が並べられていましたが普段はスタンディングみたいですね。パラのイベでオルスタはヤバそうなので一回やってほしい。
公演についてですが、とにかく楽しかった、それ以外の記憶が無いです…(語彙)
アイドルタイム曲中心に人気曲が一通り聴けたのは勿論、曲間のMCや物販紹介パートも主に芹澤さん山北さん伊達さん辺りが常にぶっこみまくるので楽しくない時間が無かったというか。
特に伊達さんは大阪の観客について「勢いが凄いですよね!恥知らずっていうか…」等の爆弾発言も飛び出し新人とは思えない暴れっぷりで非常に良かった(褒めてる)
にの役大地さんの盛り上げ上手さ(あとトークの節々に表れるガチオタ感)とか、みちる役山田さんの安定感ある歌声とか、3人ともポテンシャルの塊みたいな感じでこれからが楽しみなトリオだなー!と思いました。
また、今回のツアーが初お披露目の劇場曲3つを拾えたのも大きかったですね。実は地元で上映してなかったこともあり存在自体を知らなかったんですが、『TRIal HEART ~恋の違反チケット~』はライブ終わりに即音源買ってヘビロテしたくらいには好きになりました。ライブで一人三役(?)する芹澤さん凄い…
トリコロールの三人が参加する大阪公演限定の披露となった『Mon chouchou』『NEO DIMENSION GO!! 』の2曲も最高でした。ひびき役の斎賀みつきさんは今年で44歳(とても見えない)ということもあり激しいダンスを踊ったりはしないものの、圧倒的な歌唱力とオーラで一気に会場の雰囲気をひびき様一色に染め上げてて半端なかったです。立ち姿だけで泣けちゃうくらいカッコいい44歳の女性なかなかいないですよ…。
というわけで余韻もそこそこにそのまま夜の部へ。座席が2階席の最前だったので座って地蔵も覚悟してたのですが、普通に立って見れました。(会場によっては安全上の問題で立っちゃダメなとこもあります)
昼夜両方の部でオープニングアクトとしてアイドルタイムから主題歌を担当している「わーすた」の5人が登場したのですが、夜の部で隣に座ってた女性がかなり熱の入ったファンで、開幕からガチ恋口上入れてて笑ったのが一番印象に残ってる出来事です(嫌いじゃない)
あとは会場にいる人の中から抽選で5人に米5キロが当たる(!?)コーナーで、前列にいたショウゴコスの男性が伊達さんに見つかり、「お兄ちゃんだ~!」ってイジられてたのも笑いました。その後何故か会場全体でいいぜ!いいぜ!コールすることになったり、ホント自由すぎて楽しかった。
生バンド演奏でのメドレーなど、全体的に新しい試みも多く良いイベントだったと思います。12月のウィンターライブも既にチケット確保してるので楽しみです。
・9/24 高梨康治&刃Live
簡単に言うと、「作曲家の高梨康治さんが、自身が担当したアニメ劇伴をガッツリ3時間、生バンドで爆音で演奏する、激ヤバなイベント」です。
年一回のペースで開催されてきたこのイベントも今年で早4年目。その第一回であるキュアメタルナイトは自分が本格的にアニメ系イベントに参加するキッカケになったイベントということもあり、情報が公開された当時からずっと楽しみにしてました。
そんな気持ちで迎えたライブ当日でしたが、直前に酷い風邪を引いてしまい最悪の体調。
とはいえここまできて引き返すわけにもいかないので高めの栄養ドリンクをキメて何とか会場に向かいます。
会場は2年目から継続の新宿ReNY。ここに来ると、「帰ってきた」感じがします。
これまでの傾向からかなり激しい掛け合いがあるのは分かっていたので、今回は後ろの方でゆっくりしてようかな…なんて思っていたのですが、会場でリハの音を聴いた瞬間「やっぱ近くで観たい!」となり、結局前方3列目くらいの場所を陣取ってしまいました(笑)
開演前でアドレナリン出まくってたのもあり、この頃には熱はだいぶ楽になってました。
というわけでいよいよ開演。PRIDEのテーマとともにこの日のために作られたPVが流れ、既に会場のボルテージはMAX。
序盤からNARUTOやフェアリーテイルの劇伴を中心に、人気曲を惜しみなく披露。
海外での活動が先行している刃。MCでは「これが刃の日本初公演になります!」と盛り上げる場面もありました。
ライブ中盤ではキュアサニー役でお馴染みの田野アサミさんが今年もゲストとして登場。プリキュアコーナーと題し、キャラソンや変身BGMに合わせての名乗りを披露。
去年のライブで今年限り!と言っていた『MOON~月光~ATTACK』のカバーをまた演ってくれたのはサービス精神旺盛な高梨さんらしい選曲だな、と思ったり(笑)
後半ではボーカリストのRayさんも加わり、BORUTOのOST楽曲「風になれ」などをパワフルに歌い上げました。プロの声量半端ない…!
こちらは公式YouTubeにライブverの動画が上がっているので是非見て雰囲気を感じ取っていただきたいです。刃-yaiba-『風になれ』Live Edition [ Become The Wind - BORUTO Naruto Next Generations OST I ] - YouTube
その他にもNARUTO劇伴にオリジナルの歌詞を付けた曲を初披露したり、各楽器のソロパートありと終盤も息切れすることなく、本当に盛り沢山な内容。
また、ワンマンでは初めて「メタルではない」落ち着いたバラード調の曲が聴けたのもレアで良かったです。本当に高梨さんの作風の幅広さには驚かされます。(個人的には所謂「日常曲」も聴いてみたいと思ったり)
ここで高梨さんのMC。自らの生い立ちや境遇について語った後、こんな自分でも世界と渡り合えた、だからみんなも夢を諦めないでほしいと熱いメッセージを残してくれました。
以前阿佐ヶ谷で開催されたトークイベントでも同様の発言をされていたことを思い出し、感慨深い気持ちになりました。
そして最後は和太鼓の茂戸藤さんのMCから、伝説の名曲「飛鳥」をまさかの披露!六三四時代からのファンと思われる方々のざわめきが印象的でした。
その後のアンコールでは最早毎年の恒例行事「今よ!ファンタジスタドール」も勿論演ってくれました。この曲でへい!へい!するために毎年来てると言っても過言ではないです(喉死んでて叫べなかったのだけが残念…)
終演後は物販購入者の特典であるハイタッチ会に参加。高梨さんに直接想いを伝えられる貴重な機会ですが、いざ本人を目の前にするとテンパって思ってることの半分も喋れなかったですね…。
それでもなんとか「ワンマン一年目から継続して来てます。このまま来年、再来年と続いてくれれば嬉しいです」という旨を伝えると、「次が来年とは言わずもっとライブできるようにこれからも頑張ります!」と力強い言葉を頂きました。やっぱこの人推せる。
正直、今回から「キュアメタル」のタイトルが外れることで「プリキュアから高梨さんの音楽に惹かれた自分はついていけるのかな?」と不安な気持ちも少しあったんですが…杞憂に過ぎませんでしたね。
僕に音楽の楽しさ、喜びを教えてくれたのは高梨さんです。あの、音で魂が揺さぶられるような、同時に作品やそれを好きだった思い出まで一気に蘇るような感覚はやっぱりここでしか味わえないですし、また来年もこの場所に帰ってこられるように、これからも活動を応援していきたいと強く感じたライブでした。
10/21 KING OF PRISM SUPER LIVE MUSIC READY SPARKING!
一般販売の抽選落ちたのでライブビューイングで観てきました。舞台挨拶などで利用したことはありましたが、こういうライブ系イベントのライビュに参加するのが初めてだった事、しかもそれが男性声優メインの所謂女性向けコンテンツ(僕はキンプリが女性だけに向けられたコンテンツだとは全く思っていませんが)なこともあり、様々な不安を抱えた上での参加となりましたが、結果から言うと普通に楽しんじゃいました。
当日17時半ごろ、連番する姉川氏と地元劇場で合流しそのまま入場。
客層は8〜9割が女性で、男2人で来てるのは自分たちくらいだったと思います。田舎にも関わらず満席に近い勢いで埋まってて、覇権力を感じる。数年前には想像もできなかったことです。
ライビュというと、普通のライブと同じように立って観るのを想像してたんですが、僕が行った劇場ではほぼ全ての人が席に座ったままペンライト振って鑑賞してました。この辺は地域とか客層によっても違うのかもしれません。
セトリはキャラソンアルバムの曲中心に劇中曲もしっかり押さえてて過不足無い感じでした。自分はアプリで少し予習してたので普通に楽しめましたが、映画しか観てない人だとちょっと物足りない内容だったかもしれません。(キンプリ+キンプラがオバレ中心の物語のため仕方ないところはありますが)
キャラソンパートはキャラとしての再現度もそうですが、演者それぞれの個性が色濃く出てて良かったです。
別のアニメのイベントでステージに立つことも多い内田雄馬さん、八代拓さんあたりはかなり場慣れしてる感じで、歌だけでなくパフォーマンスでもしっかり魅せてくれたな、といった感じ。
ミナト役の五十嵐雅さんは舞台出身の方ということもあり、歌ってる時の表情の作り方とか仕草一つ一つ取っても素晴らしかったです。舞台版キンプリもライビュやるみたいなので結構気になってるところ。
個人的にはレオ役の永塚拓馬さんが結構激しいダンスしながらあの女性声維持してるのがマジですげーと思いました。いや、もう、衣装とかも含め、自分と同じ性別とはとても思えない……(26歳の男性にショートパンツとニーソを履かせるイベントなんなんだ)
劇中曲の中ではやっぱりEZ DO DANCEが最高でしたね。アレク役の武内駿輔さん、歌がめちゃくちゃ上手いのは知ってたけどダンスもキレッキレなのズルいしホント才能の塊だと思います。曲の途中でタイガ役の畠中祐さんが乱入する演出も再現度高くて良かったです。
また、サプライズで高田馬場ジョージ(のゴーストシンガー)として小林竜之さんが登場したのも高まりましたね。正直予想できてたし、出るなら影ナレで杉田さんがジョージ声で喋ってから出る感じを想像してたので肩透かし食らった感はありましたが高まるもんは高まる。
2017年にLOVEMIXをこれだけの規模のライブで聴けるってマジで奇跡だと思うし、菱田監督の執念が実を結んだんだなと思うとそれだけで泣きそうになってしまいました。(多分現地で観てたら発狂してましたね…)
メンバー全員が舞台挨拶で全国ドサ回りしただけあってトークの上手さとかキャラの憑依っぷりが初期の頃と比べても段違いにレベルアップしててライブ以外の部分も超楽しかったし、また次があれば行きたいですね。今度は蒼井翔太さんとオバレの3人も呼んで完全優勝させてほしい。
(余談ですが蒼井翔太さんがワンマンツアーと被ってたせいでキンプリライブ来れなかったの、2年前のプリサマがWUGのツアーと被ってて田中美海さん呼べなかった件を思い出しました)
今後の予定
12月以降はイベントラッシュなので11月は基本在宅するつもり。12月はプリパラのウィンターライブで幕張、1月はアイカツのツアーで東名阪を回る予定(名古屋のチケットが1枚余ってるので誰か引き取ってくれる方募集)
2月はアイカツ武道館、4月はDMGPのチーム戦で再び幕張に行くらしい。3月は未定ですが多分何かしらでどっか行くんだと思います(ざっくり)
当初はもう少し簡潔な記事にする予定だったんですが、思ったより書きたいこと多くて長くなってしまいました。また書きたいことが溜まったらこのブログを使うつもりなのでよろしくお願いします。
ここまで読んでくれた方がいましたらありがとうございました。
2017/6/24 i☆Ris 3rd Live Tour 大阪公演 参加レポート
i☆Risツアー大阪参加してきました。
4月の千葉公演から始まり約2ヶ月間で全国9都市を回ったツアーも今回の大阪公演でラスト。去年の武道館公演でツアーの詳細が発表された時からどれか一回くらいは参加したい!と思っていた…のですが、いざツアーが始まると纏まった休みが取れなかったり金銭的な面で諦めたりそもそもi☆Ris自体へのモチベーションが下がっていたりetc…と何かと理由をつけて在宅する日々が続いていました。
しかしたまたま別のイベントの為に三連休を取っていて(結局そのイベは不参加)、尚且つ給料日直後で余裕があったので、チケさえ手に入れば行けるんじゃないか?と思ってツイッターで探してみるとどうやら余らせてる人が結構いそう→じゃあ行きの交通手段は?→朝イチでバス乗れば昼には着くな…とここまで考えたところで、気がついた時には公演の前日にも関わらず行きのバスと昼夜両方の公演のチケットを確保している自分がいました。
今振り返ってもあまりに突発的過ぎる行動に自分が心配になりますが、なんとか生きて帰れたので良しとしましょう。
というわけで、前置きが長くなってしまいましたが今回も旅行記及び公演の感想を書いていきたいと思います。
・出発〜開演前
乗り過ごしが怖いのとライブが楽しみなのとで眠れず、徹夜状態のまま朝7時ごろ、金沢駅発のバスに乗車。
休憩含め5時間ほどの道中でしたが、やはり昼行便は楽でいいですね。音楽を聴きながら窓の外の景色を見ているだけでも時間が潰れますし、サービスエリアで割高な軽食を取るのも趣があって結構好きだったりします。幸いこの日は天気も良く快適でした。
12時ごろ大阪駅に着。1時間程度ですがバスで仮眠を取れたので割と元気です。
昼公演の開始が15時なので何か食べようかと思い一通り駅ナカをウロウロしてみたものの昼時でどこも混みまくってたのでとりあえず会場に向かうことに。
こんにちはーっ pic.twitter.com/ZmLzHjR1s6
— SWD (@BWD_shine) 2017年6月24日
というわけで会場のNHK大阪ホールに着き、チケットの受け渡しも無事済んだので入場。中はキャパ1400人ほどの多目的ホールといった感じで、放送局と併設されてることもありアイドルのライブというよりはクラシックのコンサートでも始まりそうな静かな雰囲気。
席は一階席中央、程々の良席。落ち着いた心持ちで開演を待ちます。
・昼公演
というわけでセットリストはこちら。
M1.鏡のLabyrinth
M2.Happy New World☆
M3.Make it!M4.DIVE TO LIVE
M5.ドリームパレード
M6.DESIRE(山北ソロ)
M7.EDGE OF HEAVEN(澁谷ソロ)
M8.乱舞のメロディ(久保田ソロ)
M9.WHAT YOU ARE(茜屋ソロ)
M10.Destiny Sky(若井)弾き語り
M11.Voice for YOU!(芹澤ソロ)
M12.らむねサンセット
M13.HERO
M14.Summer Vacation Love
M15.Shining Star
M16.Color
M17.Realize!EN1.幻想曲WONDERLAND
EN2.扇子・オブ・ワンダー☆(澁若山)
EN3.ハチャメチャ×ストライク
EN4.ミラクル☆パラダイス
※青字は昼公演のみ
「i☆Ris 3rd Live Tour 」の公式レポートが到着 | アニメイトタイムズ
※セトリはアニメイトタイムズ様の公式レポートより引用させていただきました。雰囲気が分かりづらい方はこちらも一緒にどうぞ。
一曲目の『鏡のLabyrinth』は去年の武道館で初めて聴いた曲でしたがその時とは違う舞台全体に覆われた幕に歌詞を映す演出や、その奥でシルエットだけのメンバーが踊っている画がカッコ良すぎて、既に期待高まりまくり。
幕が上がり、満を辞して登場した6人が歌ったのは『Happy New World☆』!目の前で歌っているのに表情が見えないという状況から散々焦らされた後にあのイントロがかかった瞬間の多幸感は半端なかったです。
これを筆頭に、本来ならライブ後半もしくはアンコール後に持ってきてもおかしくないレベルの人気曲をバンバン出し惜しみなく放出していく構成に序盤から汗ダクになってしまいました。
中でも新曲の『DIVE TO LIVE』は初見だったのですが、振り付けがとにかく可愛くてカッコよくて楽しい。こういう団体芸的なパフォーマンスに弱いんですよね自分…。演者が全力で楽しんでくれてるとこっちまで楽しくなっちゃいますね。
ハイテンポかつ早口な部分が多く歌詞をあまり拾えなかったので調べてみたら、結構面白いこと言ってるんですよね→DIVE TO LIVE i☆Ris - 歌詞タイム
現場通いのオタクには共感できる部分も多いと思うので是非。
しばしの休憩タイムを挟んだのち、ソロパートに。
トップバッターはリーダーの山北さん。最年長のキャラを守り、中森明菜さんの往年の名曲『Desire』を妖艶にカバー。古い曲なのであまりピンときてないオタクも多かったみたいですが、日本で一番有名なコールこと「はぁ〜どっこい!」が入れられたので満足。
その後もバラードで力強く歌い上げた澁谷さんやゴシックな衣装を身に纏い魅了した久保田さん、ピアノの弾き語りでしっとりと魅せた若井さんなどそれぞれの個性が色濃く出たステージが多かったです。
その中で、別ユニットでも活動している茜屋さんと4月にソロデビューしたばかりの芹澤さんはそれぞれの持ち歌を披露。
i☆Risのライブなのに個人曲?と思う方もいるかもしれませんが、メンバー同士がそれぞれの活動をリスペクトし合っているようにも感じられて僕は好感が持てました。
それにしてもソロステージを見て改めて思ったんですが芹澤さんのプロ意識は凄い…。目線や表情の作り方、見せ方が他のメンバーと比べても段違いに上手いな、と。なんというかいつ見ても「可愛い」が崩れてないというか、気の抜けた表情が一切無いんですよね…。(推しではないです)
この後、シングルのカップリング3曲+ド定番3曲を歌い本編は一旦終了。多分ソロパートとカップリング曲の部分を公演によって変える構成なんでしょうね。
『らむねサンセット』と『Summer Vacation Love』は夏らしい選曲で非常にエモかった。
アンコール一発目はi☆Risといえば、な説明不要のanthem『幻想曲WONDERLAND』。
NHKホールの大きな幕が上がり空中ブランコに乗ったメンバーが降りてくる演出は、本当に物語の中に迷い込んだかのような気分になりました。(からのそろそろ行こうぜ三連MIX)(台無し)(最高)
この曲はラストに会場の場所にちなんだセリフを久保田さんが言うのが定番になっているのですが、「熱々のたこ焼きあげるー!」と言うはずのところを「厚焼きあげるー!」と噛んでしまったのが可愛かったです。
ここでMC。台詞を噛んだことを一通りイジった後、アクセサリーが無くなったという小芝居(この辺うろ覚え)を挟み茜屋さん芹澤さん久保田さんが一旦退場。ステージ上は今回のツアー中に結成されたユニット、澁若山の3人に。
結成と同時にお披露目したもののタイトル未定だった曲の名前が『扇子・オブ・ワンダー☆』に決まり、そのまま披露。ファンクラブの公募で決まったとのことですが正直ダサい
自分はこれが初見だったのですが、和ロックテイストながらラップパートも入ってたりとにかくなんでもアリの楽しい曲。全て自己プロデュースで作詞を山北さん、作曲を若井さん、編曲を澁谷さんが担当しているというのに驚きましたね。音源化が待ち遠しいです。
曲中に扇子を振る振り付けがあったのですが、まさかアイカツ!現場以外で扇子を持って行かなかったことを後悔するとは思いませんでした…。(※アイカツには薄紅デイトリッパーという扇子曲があります)
ラスト2曲は『ハチャメチャ×ストライク』と『ミラクル☆パラダイス』。サビでタオルを思いっきり振り回せるハチャストとコールが楽しいミラパラ、どちらもライブで聴くと印象が変わる曲ですね。特にミラパラはリリースが『Make it!』と『Realize』という人気曲に挟まれた時期ということもありプリパラ系のイベントでも干されがちな曲なので久々に、それもアンコールも通してのラストという最高の形で聴けたのが良かったです。
昼公演は各メンバーのソロパート中心にシングルのカップリングなどレア曲も充実で、この時点で大満足。前日に行くことを決めたこともあり新曲の予習も全くせずに挑んだのですが、めちゃくちゃ楽しめてしまいました。
・夜公演
ここまで睡眠時間約2時間、ろくに食事も取っていない状態。眠気はそれほど無いものの、夜公演も控えているので適当に胃に何か入れておきたいところ。
しかし会場周辺をうろついてみると、コンビニかチェーン店か居酒屋しかない!
あまり時間も無いがここまで来て見慣れたコンビニやチェーン店の飯を食うのも…と思い仕方なく適当に入ったうどん屋でかけうどんを注文。それと、人生で初めて紅生姜天というものを注文してみたのですが、お店が悪かったのかただひたすら酸っぱ辛いだけの代物でした…。
その後飲み物を買ったりなんやかんやして開演の20分前くらいに着席。今回は2階席の端の方での鑑賞。
隣に座ってたおっさんオタに急に話しかけられて動揺したりしつつ開演を待ちます。(去年のツアー大阪の時も知らないオタクに話しかけられたし、大阪という地がそうなのか僕がそういうオタクを呼び寄せてしまう性質なのか)
セトリはこちら。
▼夜公演
M1.鏡のLabyrinth
M2.Happy New World☆
M3.Make it!
M4.DIVE TO LIVE
M5.ドリームパレード
M6.Believe in(山北・澁谷)
M7.Secret Garden(茜屋・久保田・澁谷)
M8.Love Magic(芹澤・久保田)
M9.My Bright...(若井)
M10.Special Kiss
M11.Ready Smile!!
M12.Re:Call
M13.jewel
M14.Believer’s HEAVEN
M15.Shining Star
M16.Color
M17.Realize!
EN1.幻想曲WONDERLAND
EN2.扇子・オブ・ワンダー☆(澁若山)
EN3.ハチャメチャ×ストライク
EN4.ミラクル☆パラダイス
※赤字は夜公演のみ
強い…流石に千秋楽だけあっていいとこ取り感あるセトリです。始まる前は昼公演で出し尽くした感もあり、程々に楽しもうなんて思っていましたが、結局昼公演を越える勢いで跳ねて叫んでしまいました。
特に1stアルバム収録のデュオ曲を拾えたのが個人的に大きな収穫で、i☆Ris現場に行き始めたのが去年のツアーからなので、それ以前のアルバム曲は中々聴く機会が無く嬉しかったです。
『Believe in』はただでさえロックで激しい曲調なのに、ライブだと澁谷さんが曲間でガンガン煽ってくるので休む暇がない。それとは対照的に『Love Magic』はi☆Risの可愛い担当芹澤さんと久保田さんが全力でオタク達の脳を蕩けさせてくるような曲。生で見る振り付けも可愛くて、これには硬派な僕も醜悪なオタクスマイルを浮かべざるを得ませんでした。(推しではないです)
『My Bright…』も去年のツアーで聴いて以来大好きな曲。歌唱力が高いことに定評のあるi☆Risですが、その中でも若井さんの声は一際響く。Bメロでの掛け合いも熱く、サビはひたすらヘドバンしながらブチ上がってました。
ライブ後半はシングルのカップリングから2曲と、アニメ、ゲームタイアップの人気曲から3曲といった感じの選曲。正直カップリング曲は予習不足であまり記憶にないですすみません…まだまだ知らない曲も多いので結成5周年記念でベストアルバムとか出してくれると嬉しいですね。
タイアップ曲の中では『Re:Call』が聴けたのが良かったですね。リリースされた当時はあまり刺さらなかったんですが、去年の武道館での炎の演出が凄くかっこよく印象に残ってて、思い出深い曲です。(今回はステージの都合(?)で炎は上がりませんでしたが)
他の曲は昼公演と同じなので省きまして、MCの話。
アンコール後にメンバーが今回のツアーを振り返ってコメントする時間があったのですが、他のメンバーがそれぞれの熱い思いを打ち明ける中、トリの山北さんが当時話題の中心だった某48グループのあの人について触れた上で(勿論名前は出しませんでしたが)、「26歳気持ち悪いこと言っていい?私はファンの皆さん全員が恋人です!!」と言ってのけ、会場大ウケ(笑)
また、澁若山で作詞を手がけたことで自信がついたのか「私、将来畑亜貴さん目指してるから」というビッグマウスも飛び出す始末(笑)
それ以外にも今回の公演は、ステージ以外の時間が皆さん自然体すぎて…これが5年目に突入するグループの余裕ってやつなんですかね。(そういえば昼の部では久保田さんから「両親から授かったもの」という名言も生まれましたね)
昼の部ありがとうございました。これからも、両親からいただいたものを大事にしていきます。ちなみに、卵焼きは厚焼きよりだし巻き派です。
— 久保田未夢(i☆Ris) (@iRis_k_miyu) 2017年6月24日
でも、エモい空気になりそうなところをリーダーの山北さん筆頭に、適度に崩してくれるおかげで僕達も楽しい気持ちのまま帰れるんですよね。やっぱりi☆Risのリーダーはこの人しかいないなあと思った瞬間でした。
てな感じで2時間半ほどの公演×2があっという間に終了。いやー本当に早かった。
千秋楽ということもあって全体的に強いオタクが多く、2階席でも充分にドチャクソできましたね。ホント、終わった直後は楽しい以外の感情が残ってなかったです。
・終演〜帰路
開演が遅めだったので終演は22時くらい。疲れすぎてこのまま夜行で帰ってしまおうかとも思いましたが、調べてみると今から間に合いそうな便は無いしついでに外は土砂降り。この時点でどこかしらで一泊することは確定したのですが、何しろ突発で来たから宿を取ってない上に土曜のこの時間。片っ端からホテルに電話をかけてみるもののどこも満室でリアル宿無し状態に。
この時点で時刻は23時。詰んだか…と思いかけるも、なんとか空いてそうな宿を発見!どうやらユースホステルのドミトリー部屋(相部屋)らしいですが、この際布団で眠れれば何でもいいと電話で即予約し、23時半ごろ宿に到着。
僕が泊まったのは写真のような2段ベッドが4つある8人部屋。布団は備え付けのものに自分でシーツを敷いて帰りに返却する形。個人的には小学校の頃の合宿なんかを思い出します。
部屋の扉はチェックイン時に貰う紙に書いてある暗証番号を打ちこむと開く仕組みで、一つの階にこの8人部屋×3と、共用のシャワーとトイレが3つずつあります。
入った時には既に男性6人ほどが寝ていました。(ほとんど海外の方だった)
ベッドでしばらくボーッとした後、とりあえず空腹を満たすために近くのコンビニで食料を調達。(さっきここまできてコンビニは…とか言ってた気がするけど背に腹はかえられない)
各階に共用のキッチンスペースがあるのですがそこは時間外で閉まっていたので、一階のロビーで国籍不明の男女数人を横目に黙々とカレードリア食べてました。
この段階でだいぶ「俺何やってんだろ…」感が出てきてはいましたが、住めば都。
次は汗と雨で濡れた体を温めるためにシャワーへ。 共用といえど時間が時間なので特に待たされることはなくすぐ使用できました。
シャンプーがやたらヌルヌルする以外は普通に快適。ちゃんと温度も調節できるし。いや、人って熱いお湯を浴びるだけでこんなに元気になるもんなんだなって感動すらしますね。
というわけで1時ごろに就寝。このままチェックアウトまで爆睡…する予定だったのですがイマイチ寝付けず2時間ほどで起きてしまいました。枕が変わると眠れないのか、単に自律神経がイカれているのか…。仕方がないので音楽聴いたり動画見たりして時間を潰してましたがこれならそれこそネカフェでも良かった感…。
ちなみに今回泊まった宿は素泊まりで1泊3300円ほどでしたがバスタオルが貸し出ししてなくて300円で買わされたりコンビニでご飯買ったりしてたらなんだかんだで総額はそこそこのお値段に…まあ今回は選択肢が無かったので仕方無し。
なるべく安く泊まりたいけどネカフェは嫌で、相部屋が許容できるって人には割とオススメかもしれません。今度はカプセルホテルとか試してみたいですね。
9時ごろに宿を出て、10時半発のバスで金沢駅まで。京都駅を過ぎたあたりで眠気の限界がきて、そこからは一瞬でした。
道中のサービスエリアで、「そういえば大阪っぽいもの何も食ってねえな」と思ってたこ焼き食べたら小麦粉の味しかしなかった記憶だけあります。次大阪行く時は美味いもん食べたいので誰か美味しいお店教えてください。
・総括
というわけで色々と無計画すぎる旅でしたが、とにかく久しぶりのライブ楽しかった!それに尽きます。
なんていうかi☆Ris現場の楽しさって、良い意味で後に引きずらないんですよね。エモいんだけど湿っぽくならないというか、素直にまた明日からも頑張ろうって思えるというか。
最近はi☆Ris以外の個人のお仕事も少しずつですが増えてきていますし、ライブ活動も精力的に行なっているので安心して推せる、楽しめるっていうのも大きいと思います。地方住みということもあり、リリイベ回ったりツアー全通したりする強いオタクにはなれそうにもないですが、今回のように都合が合う時にふらっとライブ遊びに行って全力で楽しむ程度の距離感で、出来るだけ長く付き合っていきたいなあなんてことを思ったりしました。(そんなことを言いながらヘラヘラしてると突然活動休止したりするのがこの業界なんですが…)
次は8月にプリパラのイベントがまた大阪であるので参加する予定、そちらも楽しみ。
その前に今月の21〜23日はMTGのGPで京都まで遊びに行くので、破産しない程度にエンジョイしたいと思います。
それではまた次の現場で。
2017/4/23 アイカツスターズ!星のツバサ ヴィーナスアーク来航記念デビューイベント名古屋 参加レポート
MOとアマゾンプライムに無限に時間を吸われた結果、すっかりご無沙汰の更新になってしまいました。世間は連休でしたが皆さんは如何お過ごしでしたか?(自分はいつも通りバイト先と自室のPCの前を往復してたら終わってました)
というわけで開催から2週間以上経ってしまいましたが、AIKATSU☆STARS!さんのイベント参加レポです。
新シリーズやCDの発売に合わせてちょくちょくイベントを開催しているアイスタさんですが、自分がこういう無銭イベに参加するのは去年の越谷レイクタウンに続き2回目。その時はGP東京で予選落ちして予定が無くなったのでついでに見ていくかぐらいの感じだったのですが、無銭イベを観るためだけに遠征したのは今回が初めて。何故か3連休を取っていたことや、バス代が安かったことなどもあり急遽参戦することに決定しました。
時間が経っているためうろ覚えの箇所も多々あるとは思いますがお付き合いいただければ幸いです。
土曜日
22日の土曜、某所で深夜プレリに参加した後仮眠を取って夕方ごろ高速バスで名古屋へと移動。4列を取りましたが、時間帯が時間帯だけに乗っている人も少なく快適でした。金沢~名古屋間はだいたい4時間くらいで着くので東京などに比べるとだいぶ気楽に行けるイメージですね。(麻痺)
20時頃、今回宿に泊めていただくとうふ氏と合流。(いつもありがとうございます)
会って早々「何しに来たん?w」と煽られてしまいましたが、とんでもない、これを食べに来たんですよ。
名古屋自体は結構頻繁に来てるのですがここ一年くらいは毎回都合が合わず食べられなかったので念願、といった感じでした。(いつもソースと味噌半々じゃなく全部味噌にすればよかったと後悔する)
食べ終わり、宿に着いた頃には既に22時近くに。
朝も早いので就寝……とはならず、何故かとうふ氏とレトロゲーをやる流れになり予想以上に白熱。
1P:とうふ 2P:SWD 20先 pic.twitter.com/5pCvDwMbHi
— SWD (@BWD_shine) 2017年4月22日
マジで10年ぶりくらいにやったけど意外と体が覚えてるもんですね。
その後ポケスタ64のはこんでデリバードで1時間くらい盛り上がってたら時刻は深夜1時、流石に寝ることに。
日曜日
前日寝たのが朝方だったこともあり上手く寝付けずまだ日が昇ってないくらいの時間に起床。
仕方がないのでTwitterで情報を漁っていると朝から会場に並ぶ人もいるくらい混雑しそうな様子。
しかし無銭イベにそこまでしたくないという謎の意地と去年の越谷が開演ギリギリに着いたにも関わらずそんなに人がいなかったことなどを考え、いつも通りニチアサを見てから9時頃に出発しました。(今思えばもう少し早く出るべきだった…)
バスを乗り継ぎ会場のエアポートウォーク名古屋に到着。
(アホほど天気が良かった)
中は田舎によくある大きめのショッピングモールって感じでした。
着いたのが10時半頃。開演が11時半だから余裕だろ〜〜と高を括っていたのですが…既に会場は人の海。
このあと11:30からエアポートウォーク名古屋にて、ヴィーナスアーク来航記念!デビューイベントをかいさするよ♩たくさんのお友達がかけつけてくれました♩
— アイカツ!データカードダス公式 (@aikatsu_dcd) 2017年4月23日
11:30のあとは、13:30からの回もあるよ!みんな集まれ♡#アイカツスターズ pic.twitter.com/CXKnKptoKV
会場が小さめなのもありますが、とはいえただの無銭イベにしては異常な混み具合。
理由としては、新シリーズに登場するエルザフォルテというキャラクターの歌をでんぱ組.incの相沢梨紗さんが担当していて今回のイベントにも“りさ”名義で出演するということでそちらのファンが流れて来たことが大きいと思います。(アイカツを今の今までギャルゲーだと思っていた、というオッサンすら見にきてた程)
元々事務所が同じで初期のTVシリーズの楽曲でもゲスト的に起用されたりその縁で2016年のミュージックフェスタにサプライズで登場したりと繋がりはあったのですが、こういう無銭イベにまで出演するのは所属グループの忙しさから考えてもかなり珍しいことだと思いますし、次いつ見れるか分からないというのがオタク心を刺激してこれだけの人を集めたのかと。(もちろんアイスタさんの人気自体もここ一年でかなり上がってきていると感じていますが)
というわけで1部はかなり後ろの方での鑑賞に。
MCはアイカツスターズの無銭イベでは最早お馴染みの綾見有紀さん。この人の司会は主張しすぎず、尚且つ作品や演者へのリスペクトが感じられて安心して聴けます。演者を食ってしまう勢いで可愛いのが問題
正直殆どステージが見えなかったのでレポートもクソもないのですが曲の感想などを書いていきたいと思います。
セトリはこちら。
- STARDOM!
まずは新シリーズのOPから。MFのアンコールでも歌われた曲で、その時は初見ということもありそこまで刺さらなかったんですがCDを買って聴き込んだ今では大好きな曲の一つです。
アイドルとして成長する中で見る側から見られる側へ意識が変化していく様子を丁寧に描いた歌詞がアニメのゆめちゃんにも現実のAIKATSU☆STARS!さんにも重なりますね。
MFでは4人でのステージでしたが今回はりささんも含めた8人での歌唱。声の圧、ダンスの迫力が凄かった。
- スタートライン!
るかさんソロ。MFのファミリー回同様子供達に一緒に歌ってね〜と促すシーンもあり、すごい歌のお姉さん感!
- 荒野の奇跡
ななせさんソロ。このライブが初聴きだったのですが、またヤバい曲持ってきたなあ…という感想。ゴシック曲に外れ無しの法則ですね。ファミリーが入るイベントで唐突にこういう曲流れるのが未だに慣れないというか異物感あって笑ってしまいます。
すげー歌うのが難しそうな曲なのに全然声がブレないななせさんの成長っぷりはホント目覚ましいですね。
- One Step(ゆずこしょうver)
アニメのユニットに合わせて、せなみきかなの3人での歌唱。
正直みきさんの腹筋とダンスがキレッキレだったことしか記憶にありません。
いつもは全員で歌う曲ですが、アニメ終盤を思い出すせなさんソロでの歌唱。客席の子供達に手を振るシーンもあり、成長からくる余裕のようなものさえ感じました。
- Bon Bon Voyage!
新ED。海を感じさせる爽やかEDMチューンで完全にパリピになった。
フルを聴くのはこれが初めてだったのですがまた石濱翔がやりやがった!!!って感じでしたね。ひたすら(不適切でない程度に)縦ノリしてました。
りささんは普段でんぱ組でBPMが高い曲を歌うことが多いのであまり意識したことがなかったのですが、かなり歌声が安定していてやっぱベテランなんだな〜と思いました。それに負けず劣らず食らいつくみほさんも強い。
- アイカツ☆ステップ!
1部ラストはスターズの代名詞的なこの曲。
定番のみきさんの振り付け講座(MFに続きるかさんがアカペラ歌唱でサポート)もあったので控えめに振りコピ。
落ちサビで家族席に降りて子供たちと触れ合う姿が、一年前の越谷無銭と重なり感慨深いものがありました。
子供達にとってアイスタさんの存在は文字通りアイドルなんだと思うし、そのアイドルが間近で歌ってくれるって絶対嬉しいに決まってるやつなので、こういう試みは続けてほしいですね。
というわけで1部が終了。MFから恒例になりつつある撮影タイムもありましたが、後ろすぎて殆どオタクの手しか映らず…。
これが結構悔しかったので、2部はできるだけ近くで見たい!と思い、お手洗いだけサッと済ませて開始までそのまま待機することに。
1時間半くらい立ちっぱなしで待った甲斐あり、オタク列4列目くらいを確保。いざ前の方に立ってみると予想以上にステージとの距離が近く、これは期待できそう。
というわけで2部のセトリはこちら。
正直無銭イベントだし2部もほぼセトリ同じなんだろうなあくらいにしか思ってなかったんですがランティス臼倉Pがまたやってくれました。
なんとOPEDなどの定番以外殆どの曲を1部と変えてくる大盤振る舞い。アイカツ!イベントはこれだから侮れません。
- アイカツ☆ステップ!
先ほどラストに持ってきたこの曲を開幕からやる辺り、大きくセトリ変えてくるんだろうな~ってのが伝わってきたので既に高まりまくり。
お前らさっき教えたから分かるだろ!?と言わんばかりに振り付け講座もすっ飛ばしちゃいます。
- POPCORN DREAMING♪
自己紹介を挟みせな・りえの2人が歌ったのはMFでの熱狂も記憶に新しいこの曲!開演前の音漏れで聞こえてきたという報告をTwitterで見ていなかったら叫んでしまっていたかもしれません。(退場)(実際オタク席かなりどよめいてた)
- Dreaming Bird
あのイントロが流れてきた時点で頭抱えました。お前、てっきり荒野の奇跡かと思ってたのに、お前、、
- One Step(SKY-GIRLver)
みほ・かな・ななせの3人での歌唱。意外にもこの3人でこの曲を歌うのは初とのこと。
1部2部で同じ曲の別verを聴き比べられるなんて贅沢な構成ができるのもこういうイベントならではですね。
- おねがいメリー
今回の激エモ優勝案件。アニメの新キャラである花園きららちゃんの持ち歌なのですが、この時はキャラのビジュアルくらいしか知らない状態で曲も初聴き。にも関わらず浮遊感溢れるサウンドと、それに乗せられたどこか寂しげな歌詞がめちゃくちゃ刺さって半泣きになってしまいました。フルがどうなるか今から楽しみです。
クール系の曲を多く担当しているみほさんですが、こういう甘々な可愛い曲も歌えちゃうのが万能選手って感じですよね。
あと、One Stepで激しいダンスをした後一人ステージに残ったみほさんが、歌う前に用意されていた酸素ボンベを大きく吸って気持ちを切り替えていたのがめちゃくちゃかっこよくて印象に残っています。
※イメージ図
- Bon Bon Voyage!
1部同様全員でのSTARDOM!から、ラストはこの曲。
ここでも1部には無かったりささんとみほさんによる振り付け講座があるサプライズ。臼倉さんほんま色々仕込み過ぎ。
「サビ前の(ドキドキサラウンド)で隣のお友達と向かい合う」といういい年したオタクどもには恥ずかしすぎる振りつけに困惑したり、りささんが「落ちサビ」という絶対子供たちわかんないだろ!な専門用語を使っちゃうハプニング(?)などもありつつ、無事イベントは終了。
撮影コーナーでも割と良い写真いっぱい撮れて満足!(手ブレ酷いけど)
終演後、エアポートウォーク内の公式オフィシャルショップを見ようかなーと思っていたのですが列がエグいことになってたので断念。軽く昼食だけ食べて会場を離脱しました。
16時ごろに名古屋駅でとうふ氏と再び合流。
寝不足+立ちっぱなしのコンボでかなり疲れてたのですがせっかく名古屋まで来たので(?)2人でカラオケに行くことに。
アイスタ名古屋無銭第3部始まりました! pic.twitter.com/f0ERo7sLUB
— SWD (@BWD_shine) 2017年4月23日
めちゃくちゃ眠かったはずなんですが3時間ガッツリ歌った後にまだ足りないとか言ってる始末。また今度行きましょう。
このあと、夕飯を食べる流れになったのですが、超紆余曲折あり何故か自転車で15分かかる距離にあるスシローまで走ることに(?)帰宅した頃にはもう23時近かった気がします。とうふさん次の日も仕事あるのにマジすんませんした…。
風呂入って気がついたら寝落ちしてて朝に。出勤準備してるとうふさんを横目に家を出て、昼行バスに乗ってゆっくり金沢駅まで。今に至ります。
まとめ
30分×2部の無銭イベとは思えないくらい充実した内容で大満足だったのですが、無銭のためだけに遠征するのは近くで開催しない限りはこれ以降しないかなあ…といった感じ。
グループの人気に対して今回のハコが小さすぎたってのもありますが、朝から並んで開始時間まで立ちっぱなしで待たないとまともにステージが見れないのは中々辛いですね。
直近であった大阪のイベントはせなりえの2人+サプライズでりさみほ、みたいな感じだったらしいので、少数精鋭でもいいから全国でこういうイベント定期的にやってくれるといいんですけどねえ。
とはいえ昼行使っての名古屋旅行は気軽で楽しかったのでまた機会があれば行きたいです。
あと、他グループのファンが来ることによるマナー問題に関しては自分が見てた限りでは全然平和だったんで安心しました。
グループが大きくなるには裾野を広げてこそだと思うし、自分自身もアイカツきっかけででんぱ組を始めとしたディアステ文化に興味持ったりしたので、相乗効果で盛り上がって行けばいいと思います。
というわけで5月6月と特にイベントの予定がないので、しばらくは7月のGP京都に向けて貯蓄しつつMOに引きこもるつもりです。リミテ中心に、今月20日にはMOCS本戦もあるのでスタンもちょっとずつ触っていきたい。
では次の更新がいつになるか分かりませんがまた現場で会いましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
アモンケットシールド雑感
某所にてアモンケットの深夜プレリに参加してきました。
ルクサの恵みに引っ張られた結果、青緑t白黒のフィニッシャー不在多色を組んでしまい初戦は青赤緑の線の太いビートに秒でイカれ。
反省し赤黒のディスカードシナジーを搭載したアグロに組み替え何とか1勝はもぎとるも、最終戦でロナス、神話天使などが入った白緑にカードパワーの差を思い知らされ1-2で終了。
以下雑感。
- 督励は意外と強い
次ターンの行動が制限されるということで使いづらそうな印象があった督励ですがパンプや回避能力を付与するものが多く、盤面が膠着しがちな終盤でもサイズ差を乗り越えて殴りに行けるのは優秀だと思いました。相手に展開が無かったり、こちらのサイズが上回っていればそのまま殴るという選択肢も取れるところが良いですね。
お互いが殴り合うダメージレースでは使いどころが重要になりそうです。
- 余波、不朽は採り得?
1枚で2枚分の働きをするカードはシールドだとやはり強い。余波に関してはおまけ程度の効果のものも多いですが不朽、特にボム級のレアを2回処理するのは至難。
トークンを楽に対処できるバウンスや、そもそも不朽させない追放除去は優先的に採用していいかも?
- サイクリングするかはよく考えて
生物のサイクリング持ちは特にそうですが、マナが余っているからといって無闇にサイクリングせず手札に温存しておいた方が良いことも多いです。(序盤土地がハンドにない場合は遠慮なくサイクリングしましょう)
逆に普段はサイドから入れるような呪文(アーティファクト破壊やハンデスなど)は腐ってもサイクリングで別の札に変えられるためメインから入れやすくなりましたね。
- コモン、アンコモンにフィニッシャー級多数
緑の6/6/7呪禁や白の7/4/4破壊不能飛行など、レア以外にも対処しづらいフィニッシャー級生物が多いなと感じました。長引くとこれらのボムを多く引いたもの勝ちのゲームになりやすいため、中途半端なコントロールを組むよりは速度に特化したクソビートを組んだ方が勝率は高いかもしれません。
というわけで中の下プールで3戦回しただけの雑感でした。久しぶりにリアルマジックして楽しかったです。
旬を逃した感が半端ないんですが、GP静岡の振り返り記事もそのうち書くかもしれません。
2017/4/15 Go My Way!卒業LIVE〜くどまゆ魂は永遠不滅〜参加レポート
工藤真由さん卒業ワンマンに参加してきました。
2007年に『Yes!プリキュア5』の主題歌でソロデビューしてからはや10年、長らく業界に貢献してきたくどまゆこと工藤真由さんですが、去年10月に自身のブログで一般男性との結婚&引退を発表、そして卒業ライブの開催が決定し、これは見届けなければ、と義務感にも似た気持ちに駆られ参戦を決意。
一次先行が即完売してしまったので諦めようかとも思ったのですが、急遽二次販売が決定し何とかチケットが取れました。
自分自身人生で初めて行ったLiveイベントがくどまゆさんも出演したキュアメタルナイトvol.1だったこともありそれなりの思い入れはあったのですが、プリキュア以外での彼女の活動は全く知らないまま。こんな自分が、卒業するからといって今更軽率に見に行っていいものかと迷っていた気持ちもあったのですが、結果から言うとこれまでに参加した中でもダントツで涙を流したライブになってしまいました。
それでは出発から書いていきたいと思います。
出発
14日の夜、バイト終わりにそのまま夜行バスに乗車し、朝6時ごろ新宿に着。
普段なら開演まで一人で時間を潰しているところですが、今回は偶然別のイベント(デュエルマスターズの大型大会)の前日入りで友人が東京に来ていたのでそちらと合流することに。
午前中は秋葉で適当にカードショップ巡り。モダマスパック勝負を仕掛けられ秒で1500円が消えたりしましたが誤差の範囲内でしょう。
昼食はUDX内のレストランで食べることにしました。どの店に入るかでかなり意見が割れたのですが、紆余曲折あり何故か一番高い牛タン屋さんに。普段一人なら絶対入らないような店ですが、たまにはこんなのもいいんじゃないでしょうか。
おいしい。これが3500円の味…。
1000円の牛タン生ハム寿司を5人で分ける底辺ムーブ。余った1貫を食べる権利をルーレットで決める辺りもお里が知れる感じですね。(なんか当たったので美味しくいただきました)
店員の冷ややかな視線を感じつつ退店。いつもいつもすいません…。
その後は早めに会場に着いておきたかったこともあり14:30頃に秋葉を離脱。最近は地元のみんなと大勢で遠征に行くなんてこともめっきり減ってしまったので久しぶりな感じで楽しかったですね。(大会自体は全員予選落ちしてしまったようですが)
というわけで16時頃会場着。
会場はDOMe柏。キャパ200人の小ぢんまりとしたライブハウスですがこれまでに何度もライブをしてきた思い出の地とのこと。
物販は特に買うつもりは無かったのですが、前日にツーチェキがあることを知り先行物販に間に合うように会場入り。
しかし撮影自体は終演後にあるようで、肩透かしを食らってしまいました。(考えてみれば当たり前なんですがここら辺慣れてなさが伺えますね)
会場内には豪華なフラスタも。未だ卒業の実感が湧かないまま、荷物をロッカーに預け一旦外へ。思い出のキュアメタルTに着替え開場までしばし待ちます。
17:40分くらいに再入場。最終的な動員は140名ほどだったらしいですが、身動きが取れないくらい人が詰まってました。
オルスタの厳しさを思い出しながら開演を待っていると、ここでくどまゆさん本人によるアナウンス。
イベント中の諸注意などが終わりいよいよ…と思った瞬間、何とキュアマリン役の水沢史絵さん、キュアイーグレット役の榎本温子さんがそれぞれのキャラの声でメッセージを送るサプライズが!(後で知ったのですが、録音ではなく飛び入りで参加したとのこと)
久しぶりに聞いたえりかの、舞の声に高まりつつ、これは凄いイベントになると確信。
開演
満を持して登場したくどまゆさんが歌った1曲目は公演のタイトルにもなっているオリジナル曲「Go My Way!」。初聴の曲だったのですが物販のBGMとしてリピートされてたこともありすんなり入っていけました。
2曲目はプリキュア5のカップリング曲から、「笑ったら最強!」本人曰く「病んでいた」時期に作詞の青木久美子さんがくどまゆさんをイメージして作ってくれた曲とのこと。
3曲目は「たとえどんなに離れていても」。“別れ”を意識せざるをえない歌詞に既に涙ぐんでいる人も。
ここからはプリキュアボーカルソングメドレーと題し一挙に7曲(!)を披露。特に「Changing my Wind」は音源を持っている曲ということもあり聞き入ってしまいました。
続けて歌ったのは「うちの三姉妹」のOPから「しょで!しょで!ダンシング」。タイトルくらいは聞いたことがあった作品ですがくどまゆさんが主題歌を担当していたのは知りませんでした。1分半ほどの短い曲ですが中々の電波曲。
そしてここでデビュー曲である「プリキュア5、スマイル go! go!」をついに披露…だったはずなのですが、まさかの歌い出しを「フルスロットル」と間違えるハプニング。しかしその後は堂々と歌い上げていて痺れました。何気に合いの手がめちゃくちゃ楽しい曲でもあり、テンションは最高潮に。
その流れで歌ったのは「ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪~∞UNLIMITED ver∞~」。
おそらく、プリキュアシリーズの楽曲の中でも一二を争うくらい聴き込んだ一曲。社会的にも個人的にも暗いニュースが多く、全てが閉鎖的だったあの時期にこの曲に勇気を貰ったことを思い出し、どうしても溢れてくる涙を堪えることができませんでした。普段人前で泣くことなどない自分ですが、この時は心の奥の深いところをかき混ぜられたような感じで、わけが分からないままグチャグチャに泣いてしまいました。
感傷に浸る暇もないままオリジナルアルバム「My style」のメドレー、最新曲の「Birthday Present☆」と披露。
メドレーラストの「chocolate love」という曲がかなり「遊べる」曲で、さっきまで号泣してたことも忘れて見知らぬオタク達とドチャクソしてしまいました。(ライブで手売りしたCDでしか聞けない曲とのことで残念。ベストアルバムとか出してほしい)
そして「ハートキャッチ」からEDの2曲も。普段音源を聴いているだけでは気付けなかったんですが、プリキュア曲は合いの手が楽しい曲が多くて本当に楽しいですね(語彙)
「Tomorrow Song〜あしたのうた〜」ではEDダンスの振り付けを覚えてる精鋭達に気圧されそうになりながら、ひたすらクラップしまくってました。
ここでくどまゆさんのMC。「時間が経つのは早い」という言葉が出て、一瞬終演を覚悟するも、何とここにきてゲストの池田彩さんが登場。曲数的にはそろそろ終わりでもおかしくないボリュームにも関わらず大盤振る舞いですね。
池田彩さんを生で拝見したのはこれが初めてだったのですが、こんなにトークが面白い方だとは…。ネイティヴな関西弁から繰り広げられるくどまゆさんとの夫婦(?)漫才のような掛け合いが心地良かったです。
しかし歌声は凄くパワフルなお二人。この二人と言えば!な説明不要のanthem、「HEART GOES ON」を熱唱!本編の再現よろしく会場が一瞬で青に染まります。
MCではこの曲が挿入歌として流れたハートキャッチ36話の話題に。
「本人役で出させてもらったけど、今見ると本っ当に下手」「完全に棒読み(笑)」
そんなことを笑いながら話せるのも今だからこそ、なのかもしれません。このあたりからああ、本当にこれで終わってしまうのか…と意識し始めます。
続けて二人のオリジナル曲「My Best Partner」を歌い、池田さんはここで退場。(スマイルエール拾えなかったのが残念…)
今度こそ終わりか…と思ったその時、「実は…もう一組ゲストがいます!」
正直ゲストとして池田さんが来ることまでは予想していたのですが(だってHEART GOES ONやらずに終われないでしょ?)、ここからは完全に予想外。
壇上に呼ばれたのは…なんと宮本佳那子さん!この時点で会場のボルテージがすごいことになってたのですが、くどまゆさんの「さらにもう二人呼んでます!」の一声で空気が一変。
誰だ誰だと観客がざわつき始める中現れたのは…五条真由美さんとうちやえゆかさん!!新旧のプリキュア歌手達が一堂に集結する展開に最早頭がついていかず混乱状態。
そしてこの4人が揃ったということは…すなわちキュア・カルテットの復活です。
歌うのはもちろん「プリキュアモードにSWITCH ON!」シリーズ5周年を記念して作られた、今でいうオールスターズの先駆け的な曲。あれから随分大所帯になりましたね…。
僕がまだ小さな頃から色んな形で声を聴き続けた人達が、くどまゆさんを見送るためにこの小さな会場に駆け付け、目の前で歌っているという事実に感情が揺さぶられまくり(というかこの光景自体が凄く『オールスターズ』的でもあって)、気が付けば滝のように涙が…。
この4人が2017年の今、舞台上で揃うという歴史的瞬間に立ち会えたことに感謝…する間も無く、続けて歌ったのはもう一つの持ち歌、「ガンバランスdeダンス~希望のリレー~」!
全然泣くような曲じゃないんですが、もうこのあたりからは涙腺のタガが外れたように涙が止まらない。
五条さんうちやえさん両名のレジェンド感!OPを担当していた頃から10年以上経つのに全く歌声が衰えていないあたりも驚異的なんですが、宮本さんの成長っぷりも凄い。(キラプリのEDを聴きながら毎週思ってることでもあります)
彼女の歌声はめちゃくちゃ上手!ってわけじゃないけど、人を惹きつける何かがあると思います。
ここで池田彩さんが再登場し、5人が横並びになる圧巻の光景。
「せっかくプリキュア歌手が揃っているんだから」という流れから歌ったのは「Come on! プリキュアオールスターズ」。
『卒業なんてまだできないよ 満足と呼べるには小さくて』の歌詞が刺さりまくり、またも号泣。マジで死ぬほど泣いた。
この後ゲスト4人が退場…するはずだったのですが、宮本佳那子さんだけが舞台上に残りくどまゆさんも知らなかったというサプライズイベントが。
ネットには書かないでね!と釘を刺されたので詳細は省きますが…よく許可取れたな!!!って感じの激ヤバ案件でした…。。
ここからは再びくどまゆさんソロ。オリジナルの「人生☆レボリューション」を挟み、待ちに待った「プリキュア~永遠のともだち~」!
キュアメタルナイトでの熱唱は今も記憶に新しい。思えばあのあたりから音楽の楽しさに気付き始めたというか、人生が変わり始めたというか…大袈裟かもしれませんが、それくらい強く印象に残ってるし思い出深い曲です。生バンドで高梨サウンドを浴びる喜びよ。
続くのはオールスターズつながりで「プリキュア、奇跡デラックス」。ここにきてこんなハイテンポな曲を持ってきて大丈夫?なんて心配したのも束の間、長いようで短すぎたライブもいよいよラストスパート。
本編最後は「プリキュア5、フル・スロットルGO GO!」。
ここまで既に30曲以上歌ってきて、先ほどのサプライズの辺りから涙腺も崩壊している、にも関わらず歌い出しの声の伸びが凄まじかった。最早魂だけで歌っているような状態、それだけに響く。
『もし さみしい かなしい 時や 折れそうな 時には そっと わたしたち 思いだして』只野菜摘さんの歌詞が刺さる…。最早涙も枯れた自分はただひたすらに拳を振り上げていました。
そして、アンコールはオリジナルの「My sweet days」から、1曲目にも歌った「Go My Way!」で〆。
最後の最後、MCで語った『次の夢』は、『家族を作ること』。
ブログで結婚を発表する時はやはり迷いもあったようで。「ほら、私ってアイドルだし?」とステージの上で笑ってみせた裏では、かなりの葛藤があったんだと思います。
それでも次の夢に向けて走り出す彼女を誰が止められるのかと。元より引き留めるつもりはありませんでしたが、改めて本人の口から決意表明を聞き、晴れやかな気持ちで送り出すことができて本当に良かったと思います。
「もしかしたら数十年後にまた歌ってるかもしれない」そんな彼女の言葉を信じてその時を待ち続けたいと思います。
ここでゲストの4人が再び壇上に上がり、観客と一緒に写真撮影。
何故かくどまゆさんの実の兄弟や先ほどのネットに出せないサプライズゲストの面々まで出てきて舞台上がカオスなことになりつつ、無事撮影完了。(ネットに出せない方々無しのverも撮りましたよ!)
演者が捌け、終演…かと思われたのですが、「もう一回!」の諦めない声が上がり、波及し、ダブルアンコールに。
最後の最後、一人で舞台に上がったくどまゆさんがアカペラで歌ったのは「たとえどんなに離れていても」の一小節。
『たとえどんなに離れていても 見えない糸でつながってる また次会う時は最高の 笑顔でいよう 約束だよ』
終演
ここまで3時間半、大大大ボリュームのラストライブが本当の本当に終了。
正直ここまで終演が押すとは思わず、帰りの夜行バスがギリギリになりそうだったのですがまだチェキを撮ってない!
しかし終電がある人優先で、というスタッフの方の粋な計らいのおかげで何とか早めに列に並ぶことができ一安心。
というわけで撮ったチェキがこちらです。
※画像は加工されてあります
人生初のチェキということでポーズとかどうしようか色々考えてたんですが、物販を買った人全員にサイン色紙が配られるということを知らず、色紙を持って撮る感じになったので無難にピース。
反射して見えませんがその場で色紙に名前も書いてもらい、握手までしてくれてもう感謝しかない。(少しだけ会話できましたが、テンパりすぎて伝えたかったことの100分の1も伝えられなかった。。)
まだ夢見心地のままですが、ダッシュで柏駅まで向かい汗だくになりながらバス乗り場まで走り…何とか発車に間に合い無事帰宅できました。
この後夕方からバイトがあったのですがキラプリだけリアタイで視聴して仮眠。身体はボロボロですが、幸せでした。
まとめ
バイト終わり夜行→朝から友人と合流→ライブ→夜行→バイトと、今考えても色々と強行スケジュール過ぎる旅でしたが無理してでも行って良かったし、最高の思い出になりました。なんだかんだ言って僕の原点、帰ってくる場所はやっぱりプリキュアなんだなあ、と再確認。
そして、工藤真由さん、改めてご結婚おめでとうございます。
今まで本当にお疲れ様でした。
最高の卒業式に立ち会えて良かったです。
また歌いたくなったらいつでも待ってます。
本当に、ありがとうございました。
2017/3/26~27 アイカツ!ミュージックフェスタ2017 参加レポート
MF2017、2days3公演全通しました。
アイカツ!シリーズを知らない方のために説明しておくと、このイベントはこれまでアニメ「アイカツ!」及び「アイカツスターズ!」の楽曲を担当してきた2つのユニット「STAR☆ANIS」(以下スタアニ)と「AIKATSU☆STARS!」(以下アイスタ)が合同でやるライブです。会場はキャパ5000人のパシフィコ横浜ということで、去年の東京ドームシティホールを越えるアイカツ!史上最大級の規模ですね。
アニメの新シリーズが始まった今年からは1日目を「アイカツスターズ!ナイトタイム」、2日目昼の部を「アイカツスターズ!ファミリータイム」、夜の部を「アイカツ!ナイトタイムと分けて開催することになり、情報が発表されてからすぐに最速先行で応募。1日目は外れてしまったものの、2日目を2連番で取れたためTwitterで交換を募り無事全公演参加できました。
去年のMFがまさしくアイカツ!の集大成とも言える内容だっただけに、様々な不安を持った状態での参戦となりましたが、結論から申しますと文章嫌いの自分がブログを始めて思いを綴ろうと思ってしまった程度には心を抉られてしまったといいますか、4年半の重みで思いっきりぶん殴られた感じです。それでは一日目から書いていきたいと思います。
1日目 アイカツスターズ!ナイトタイム
25日金曜の夜、バイト終わりにそのまま金沢駅まで出て夜行バスに乗車。個人的に夜行バスは狭い、暑い(or寒い)、寝れないの三重苦なのですが、新幹線を使うと財布がアレなため仕方なく利用しています。3列を取っていたため何とか少しだけ仮眠をとることができましたが、4列(特に寒い時期の窓側)は地獄。
そんな中Twitterを眺めていると公式アカウントからこんなツイートが。
みんなで楽しめる、ステキなライブに出来ればと思いますのでご協力お願いしますっ! https://t.co/4oCmXuGEJ8 #aikatsu
— STAR☆ANIS公式情報 (@staranis_info) 2017年3月24日
イベント中の注意などを促す所謂レギュレーションが発表になったのですが、アイカツ!関連のイベントでは初めてMIXが明確に禁止になりました。
(知らない方のためにMIXを説明すると、だいたいこんな感じです)
理想
現実
元々そこまでMIXやヲタ芸をしてた方でもないので郷に入れば郷に従うしかないといった感じで納得していたのですが、直前での告知だったことやTwitterでMIX反対派のオタク達がそれ見たことか!とばかりにMIX肯定派のオタクを貶し公式を持ち上げている状況に割と低まってました。(個人的にはフッフーフワフワとかはいせーのとかの方が歌声に被ってるしよっぽど不適切だと思うのですが)
あれもダメこれもダメと制限された中で消去法的にコールを打ったり光る棒を無機質に振るだけが応援なのかと言われると少し違う気がします。(余談ですが去年のi☆Risツアー名古屋はピンチケ対策に配備された屈強な黒人警備員がウロチョロしてる中での鑑賞で非常に居心地が悪かったです)
推しも文化も違うオタク達が、そのコンテンツが好きという一点のみで同じハコに入れられて大音量で曲流してピンチケも地蔵も入り乱れて、というカオスが自分が思ってたライブは一体感!だったのですが、とはいえアイカツ!も大きなコンテンツになりましたし仕方ないことかな、といった感じです。
話が逸れてしまいましたので戻します。
朝9時ごろにようやく秋葉に到着。立ち食いそばとマックで時間を潰し(遠征に来て結局チェーン店にお世話になるのはあるあるですね)、10時半ごろにカード屋を見に高田馬場へ。
これといった収穫はありませんでしたが某バト◯コの女性店員が可愛かったので良しとします。
お昼は馬場の大地のうどん。
博多風の柔らかくてツルツルした麺と巨大なごぼう天が売りのお店です。欲張ってセットにしてしまいましたが、次来るときは普通のごぼう天うどんを頼もうと思います。
ここで高田馬場に大した用が無いことに気付いたため、早めに会場へ向かうことに。
地下鉄の乗り換えに手間取ったりしつつ、14時頃に会場着。
海がハチャメチャに綺麗でした。
この日は3月下旬にしては少々肌寒かったのですが、晴れていたこともあり潮風が気持ち良かったです。
去年の物販は並ばずに買えたため今年も余裕だろと高を括っていたんですがこの時点でまだかなりの人が並んでいて列が途切れる気配もなかったため諦めて会場内の展示を適当に見てました。これといって欲しいものも無かったんですが、CDを買うと貰えるサイン入りブロマイドは少し興味があったので残念。(それもかなり早い段階で売り切れたみたいですが)
ソレイユのフィギュア。劇中のステージも再現されててすごい。
新条、お前……。
そして無事チケットの受け渡しも完了し入場。
会場はキャパ5000人ということもありかなり開放感がありましたね。2階、3階は見てないですが席もそこそこ埋まっていたと思います。
トイレ、着替えなどを済ませ開演30分前くらいには席に着いてました。オルスタの殺伐とした感じも好きなのですが、指定席だと開演前に荷物や場所取りでワチャワチャしなくて済むのがいいですね。
「ヲタ芸」「MIX」 「適切ではない大声」を注意するアナウンスで会場に小さな笑いが起きたのが面白かったです。
前置きが長くなりましたが本編の感想です。
個人的に印象に残った曲をピックアップして書いていきたいと思います。
セトリはこちら。
まずは現行のOPからの無難な選曲。ステージ上のモニターに例のお着替えバンク映像が流れての登場だったこともあり、いつにも増してアニメから出てきた!感が強かったです。
「一番星になれ スタージェット!」の振り付けがダイナミックで振りコピしたくなります。
- スタートライン!
るかさんソロ。単独の歌唱だとより声の存在感というか表現力の豊かさが際立ちますね。既にアイスタの中ではメンバーを引っ張る立ち位置にいることもあり、貫禄を感じました。
- ハートがスキ♡ップ
予想していなかったせなさんソロ。アニメでゆめちゃんが歌っていたのでそれに合わせたのかもしれません。今回のライブはアニメの映像をモニターに映したり、劇中とのリンクをかなり意識しているように思えました。
ディアステージショーケース2016でのモッシュが激ヤバだったことでもお馴染み(?)のこの曲ですが、やはりこの辺りで一気に会場のボルテージが上がった感じがしますね。
- 未来トランジット
歌詞が良い。みほさんのダンスもCGと合わせた妖艶なもので、落ち着いた曲調でありながらかなりアガりました。この曲に限らずですが、只野菜摘さんの歌詞はテンポの良い言葉遊びと繊細な比喩表現の中に思わずハッとさせられるような力強い言葉が散りばめられていて大好きです。
- One step
KASFでせなみきかなの3人で歌ってたので7人全員で歌うのは意外でしたがアニメで課題曲的な扱いをされてたのを思い出し納得。
ライブ映えする曲だと思うしこれからフェスなどでの定番になりそうな予感がしました。野外とかで聞きたい。
- Miracle Force Magic
松岡ななせのエアギター。
- Summer Tears Dairy
かなさんソロと思わせての2番からみほさんが登場する演出はベタながらやられました。
かなさんはアイカツ!時代の持ち歌に可愛い曲が多かったので未だにそのイメージが強いのですが、こんなかっこよくて切ない表情もできるのか!と驚かされました。
ロックが好きとの噂もありますし、意外と胸に熱いものを秘めた人なのかもしれません。
- ドリームステージ☆
歌詞がアイドルという職業のヒーロー性を端的に示してて大好きです。いつもあなたのスーパースターなんだよな。
かな、ななせの声量というか声の伸びが凄いなーと思いました。この2人は中野ワンマンや去年のMFの頃と比べても格段に歌唱力が上がっていてまだまだ伸びしろがありそうですね(もちろん他のメンバーもメチャクチャ上手いのですが)
- Dreaming Bird
変調だらけのド変態曲なのに全くブレがなく歌いこなしていたななせさん凄い。
Aメロ三拍子でクラップするのもサビでクネクネするのも楽しい良曲。あと白銀リリィの制服着てたななせさんが可愛かったです。歌う曲はクールでかっこいいものが多いんですが、(黙ってると)めっちゃ正統派の美少女なんですよね。
- Halloween Night Magic
ボスラッシュ。ここらへんはドチャクソしすぎて最早記憶がないです。
人間といえど動物なので炎を見ると興奮してしまうんですね。
- 8月のマリーナ
作詞:只野菜摘、編曲:田中秀和、作曲:石濱翔という最強の布陣が生み出した最強のドanthemであり8月1日生まれである俺への私信曲。正直エモ散らかしすぎて不適切行為しかしてない。
クラップは勿論Cメロ入りのシャッター音に合わせて指カメラするのメチャクチャ楽しかった。(別に考えてたわけでもなく自然に体が動いていた)
「大きめのサングラス でも 目と目あっちゃった」で何故かいつも涙腺が刺激されるのは僕だけでしょうか。僕だけですね。
- POPCORN DREAMING♪
優勝。ダイヤモンドハッピー超えのBPMで飛び跳ねまくって完全にポップコーンになった。実は音源も買いそびれててそんなに思い入れがある曲では無かったんですがライブでここまで化けるとは思ってませんでした。
りえさん、去年の越谷レイクタウンでのミニイベントで初めて見た時はまだちょっと表情が固いななんて思っていたのですがその頃に比べてかなり笑顔が自然になっている印象を受けました。
- episode Solo
音の圧が凄かった。後述するファミリー回でも流れた曲ですが、改めて女の子向けアニメのエンディングテーマと称してこんなゴリッゴリのEDMが流れてるっていう状況に爆笑しながらヘドバンしまくってました。
劇中のS4の制服を再現した衣装も相まって圧倒的な強者感がありました。
- So Beautiful Story
るか→せなへのバトンがこの曲で渡されたんだなーなんてしみじみしながら地蔵になってました。
せなさんは入って一年経ってないのに既に歌声やMCに安定感がありますね。
- ラン・ラン・ドゥ・ラン・ラン!〜NEXT LAP〜
タオル曲。レギュでタオルの振り回しが禁止されていたのでやらないのかなと諦めていたんですが、何事もなくやりましたね。(しかも演者が禁止行為をガンガン煽ってくる)
中野ワンマンが初の現場参加だった僕にとっては、やっぱりこの曲が無いと終われないよな!って感じでガッツポーズしてました。
更に7人全員での1.2.Sing for you!、スタートライン!で本編は一旦終了。
アンコールの掛け声が揃わないのは何時も何処でもそうなんだなあって感じで、綺麗に揃ってる現場を未だかつて見たことがないです。(そのカオス感も好きなんですが)
- EN1・STARDOM!
満を持して再びステージに上がった4人が歌ったのは何と新シリーズのOP!アイカツのライブは毎回殆ど聴いたことがない新曲をブチ込んでくるので油断なりません。
良い意味でアイカツのOPっぽくない曲調だなあというのが初聴の感想。フルートやティンパニを多用したオーケストラのようなメロディが心地よく、しかしじわじわと高まる良曲だと思いました。
「本気の君を待ってる」が親友でライバル、ライバルで親友なアイカツシリーズらしい歌詞で熱いです。
ここでまさかの撮影タイムが。アイカツ現場では初の試みですね。タオル振り回し禁止と言ってタオル曲やるのといい、厳しいレギュがダチョウ倶楽部的な前フリにしかなってませんでしたね。オタク達が一斉にスマホの連写機能を使ってシャッター音がえらいことになってました。
自分は律儀にスマホの電源を落としてたのと咄嗟のことで慌ててたのもありあまり綺麗な写真が撮れませんでしたが良い思い出になりましたね。(記事トップの画像がそれです)
- EN.2 アイカツ☆ステップ!
ラストはスターズ!を代表するこの曲。越谷で散々みきさんの振り付け講座を受けてたこともあり、自然に体が動いてましたね。楽しい曲で楽しいまま終われたのが良かったです。
「これからも よろしく アイドル活動」なんだよな。
そして終演。中野ワンマンで当時の持ち歌を全部やったので、今回もスターズ入ってからの曲は一通り歌うんだろうなあと思っていましたがその通りになりましたね。
アイカツ!時代と比べると曲に思い入れが少なかったりレギュのアレがあったりであまり期待してなかったのですが、蓋を開けてみればなんてことはない、いつも通りのメチャクチャ楽しい現場でしたね。
というわけで明日も朝が早いためホテルに直行して即就寝…となるつもりだったのですが、会場最寄である「みなとみらい駅」とホテルを取っていた「千葉みなと駅」が全く別の場所にあることをこの日まで知らず電車で2時間以上かけて千葉まで向かうことに……。
途中乗り換えを間違えたりで21時頃に会場を出たのに宿に着いたのは日付が変わる寸前。しかも周辺にまともな飯屋がなく近くのセブンイレブンで遅めの夕飯を取る羽目に。
数ヶ月前に適当に取った宿のおかげでこんなに疲れるとは思いませんでした。初めて行く場所はしっかりリサーチしておかないとダメですね…。
熱いお湯に浸かってBSで適当にアニメ流し見してたらいつの間にか寝落ちしてて2日目へ。
2日目昼 アイカツスターズ!ファミリータイム
9時くらいに起床。正直もっと寝てたかったんですが昼公演は11時開場12時開演とのことで、ニチアサ視聴も諦め早々に宿を出ます。
この日は3月ももう終わるというのに真冬並みの気温で、調子に乗ってセーターと薄っぺらいジャケット1枚しか持ってこなかった自分を恨みながらガタガタ震えてました。
想像していたよりかなり慌ただしい朝になってしまいましたが、11時半ごろに何とか会場入り。入り口近くを歩いていた幼女がアニメでまだ流れてないはずのSTARDOM!を早速口ずさんでて驚きましたが、公式YouTubeでは既に配信されてたっぽいのでそれを聞いてたんでしょうか。アンテナの高さを見習いたいです。
席は2階中央の最前でゆっくり見るにはちょうど良かったです。
セトリはこちら。
ファミリー公演のセトリは基本的には夜公演の縮小版といった感じで、尚且つTVサイズに編集されてる曲も多かったり大人はコール等の声出しを禁止されてたりするんですが、オタクとドチャクソやってる時には気づかないようなステージの演出やダンスの振り付けなどをじっくり見れるので結構好きだったりします。アイカツ!の現場気になってるけどオタク怖い…という人はまずはファミリー公演から行ってみるというのもアリだと思います。(チケットも夜公演に比べてかなり安いので)
ですが今回はファミリー公演でしか見れないレアな場面も多く、瞬間最大風速でいえば夜公演を超えたんじゃないか?と思えるところさえありました。
曲自体は同じなので印象に残ったシーンなどを書いていきたいと思います。
- 芸能人はカードが命でざわめく会場
アイスタパート、ななせさんのDreaming birdソロが終了した後、モニターに一期のバンクが映し出され、芸能人はカードが命とともにスタアニさん登場。昼公演にも出演すると告知はされていましたが、アニメ映像と劇伴のコンボに紳士淑女席のオタク達も声を抑えきれない様子でしたね。
- わか、りすこ、るかのLet'sアイカツ!
これは夜公演でもなかった組み合わせ。劇場版の美月、いちご、あかりのステージの再現ですが、これが見れただけでも来てよかったなと思いました。3期が始まった当初はアイカツといえばアイドル活動!といった感じでこの曲を受け入れられてなかったところがあったんですが、劇場版で3人がバトンを繋ぐ重要な曲として使われて以来、大好きな曲です。秀和曲は最初大したことないなと思っていても未だに聴く度に新たな発見があって本当に侮れません。
- ダイヤモンドハッピー→POPCORN DREAMING♪の暴力
スタアニパートのラストはメンバー全員でのダイヤモンドハッピー。4年前の曲とは思えないくらい色褪せないブチ上がり曲ですね。ライブでは毎回アニメに合わせて「熱く確かな世界〜」から歌うのですが、ランティスはこのverの音源をいい加減出して欲しいです。あと勢い余ってポンポンを吹っ飛ばすわかさんがかわいかった。
続けざまに歌ったのは昨晩の盛り上がりも凄まじかったPOPCORN DREAMING♪ 。アイカツシリーズでも特にBPMが高い2曲を連打され、この時ばかりは声が出せないのが辛かったです…。
- みきさんのアイカツステップ!振り付け講座
最早恒例となったみきさんの振り付け講座。小さな子供たちに向けて優しく振り付けを教えてくれるのですが、ファミリーが相手だろうとオタクが相手だろうとテンションが変わらないところがこの人の凄いところです。こればかりは実際の現場に行って体験してもらうしかないですね。僕はただただニッチャァア…と醜悪なオタクスマイルを浮かべることしかできませんでした。るかさんがアカペラで歌ってたのも何気に豪華でしたね。
- まさかのアンコール、わか→るか→せなのバトン
ここで本編終了…かと思いきや何やらアンコールがありそうな雰囲気。去年の昼公演はアンコール無しでそのまま終わったので嬉しいサプライズでした。声が出せないため手拍子だけを延々するシュールな時間が続いたのち、アイスタからせな、りえ、みき、かなの4人が再登場。
1日目同様STARDOM!をお披露目からの13人全員でのアイドル活動!という流れは4年半の歴史を感じましたね。
大スクリーンで見る劇場版仕様の映像も圧巻でしたが、落ちサビの「走って、歩いて、笑って」をわか→るか→せなの順で歌い繋ぐようにパート分けされていたのも熱かったです。
シリーズが変わっても、曲や想いはこうやって継承されていく、歌い継がれていくんだなあと思うと感慨深いものがありましたね。
最後の最後のカーテンコールでもこの3人が手を繋いでお辞儀してて、完璧か~~~と頭を抱えてました。
というわけで1時間ちょっとの短い時間でしたがシリーズを越えたコラボもありかなり濃厚な時間でした。アニメがスターズになってからの新メンバーであるせなりえとスタアニの共演が見れるだけで行く価値はあるなあと思ってたんですが予想の遥か上を越えてきましたね。ファミリー公演は2回目だったのですが今後も機会があれば是非参加したいです。
・2日目夜「アイカツ!ナイトタイム」
昼公演終了後は適当に駅近くをウロウロしたのち適当に空いてそうなラーメン屋で坦々麺を注文。
花椒や唐辛子などのスパイスがかなり効いていて舌にビリビリと来る辛さが美味でした。
写真には撮っていませんが食後にタピオカミルクティーも頼み満足。
待機列に並んでいたオタクカップルがサブカルの一環で女児アニメ見てますみたいな僕の一番嫌いなタイプのクソオタクで、久しぶりに殺意を感じました。
開演までまだしばらく時間があったので会場近くのポケモンセンターヨコハマで時間潰し。
メタモンのこのシリーズがかわいかった。
当たり前なんですがぬいぐるみから日用品まで全部ポケモンで、眺めてるだけでも飽きないですね。
余計な出費は避けようと思っていたのですがゲンガーのスマホケースに一目惚れしてしまったので購入。サブカルクソオタクなので。
開演30分前くらいに三度会場入り。最速先行で当選したにも関わらずチケ運が悪く2階の後ろの方での鑑賞になってしまいました。演者がギリギリ見えるか見えないかくらいの位置ですが、モニターがあるので多少はマシですね。
会場BGMでアリスブルーのキスが流れオタクがざわめいてたのが完全に一年前の再現で笑いました。去年はこれに加えさまさまばけーしょん!も流れ、オルスタで高まったオタクが開演前にも関わらずUOを焚いてたり混沌とした様子でしたね。
というわけでセトリはこちら。
- SHINING LINE*
- ダイヤモンドハッピー
開幕から出し惜しみ無しの全力投球。これまでは焦らして焦らして終盤に満を辞して投入される感じだったので完全に予想外でしたが、よくよく考えれば1期2期の後半2クールのOP繋がりなんですよね。
ありそうでなかった、でもアイカツ!の集大成的ライブのスタートとしてこれ以上無い選曲だったと思います。
- Dance in the rain
masterpieceでありド私信曲。個人的にアイカツ!曲で一番ヘビロテしてるかもしれないレベルで大好きで常々拾いたいと思いつつ、アニメでも一回しか使われてないソロ曲ということで半ば諦めていたのですが、まさかまさかのセトリ入り。正直他に人気曲山ほどあるのに歌ってくれたのは本当に私信としか思えません。例のイントロが流れた時は興奮で変な叫び声を上げてしまいました。
雨の曲というとどうしてもジメジメとしたネガティヴなイメージが先行しがちですが、この曲は未来への期待感や淡い恋心を雨の日の風景に交えてポップにポジティブに歌っていて、聴くたびに少しくらい嫌なことがあっても頑張ろうと思えます。
この日の天気が雨だったのも地味にエモ案件でした。
- Pretty Pretty
現場で聴いて化けた曲は色々ありますが、これがナンバーワンかもしれません。振りコピも倍速MIXも何もかもが楽しすぎる。今回はMIXが禁止されてたのでどうなることやらと思ったんですが耐えきれずに叫んでしまったオタクが数人どころじゃなくいましたね。(僕もそのうちの1人です)(実際退場させられた人いたんでしょうか)
アイスタでは唯一せなりえ除く5人で歌った曲ということもあり、メンバーの思い入れも強かったようですね。
- キラキラデイズ
これも地味に拾いたかった曲。ベストアルバムにも入っていない結構なマイナー曲なので対応できてない人もまあまあいましたね。
クラップもサビで飛び跳ねるのも予想以上に楽しかった。
- Angel Snow
- はろー!Winter love♪
冬曲のコーナー。Angel Snowはかなり初期の曲でありながら今でも色褪せない魅力があり、フェスの定番になりつつありますね。はろー!Winter love♪はみきさんソロかと思いきやぽわプリの3人も加わり豪華なステージでした。
アイカツの冬曲は歌詞を聞くだけで情景が目に浮かぶような曲が多くてエモいです。
- 夏色バタフライ
フォトカツ曲は勉強不足であまり聴けてなかったんですが、この曲はかなり良かったです。夏の暑い時に野外でやってほしい。タオル振りたい。
- ChicaxChica
何度この曲で手を叩いたか分かりません。普段は棒を振らない自分ですが、この曲だけは赤に光らせブンブン振ります。
前の4連番オタクが去年同様光る剣(通称チカチカブレード)を持ち込んでて笑ってしまいました。不適切行為スレスレの高速クラップといい、そのうち禁止事項に追加されないか心配になりますね。(最高に楽しい)
- ハッピィクレッシェンド
イントロでMIXを入れると綺麗にジャージャーが入ることでお馴染みの(?)曲ですが、流石に自重しました。
「制服が違っても きっと気持ちは一緒」が2期アイカツ!を象徴する歌詞で好きです。
愛と情熱っていうすげー単純な言葉で会場中のオタクが一体になるの、冷静に考えて凄くないですか?
- KIRA☆Power
ハッピィクレッシェンドからの繋ぎに石濱フィーチャーを感じた。音響が音響だけにゴリゴリのワブルベースが更にゴリゴリになってて震えた。
- ロンリーグラヴィティ
レギュがレギュだけに、振りコピという名の脱法ヲタ芸が楽しすぎたの一言に尽きます。
最終日に『伝えるべき言葉は。「サヨウナラ」じゃなくて、きっと「マタアシタ」だ。』は反則級のエモさですね。(そもそも歌詞がアイドルにハマって人生がおかしくなったオタクそのもので刺さりまくるんですよね)
2015/11/21に中野サンプラザで人生の軌道がズレて以来大好きな曲です。
映像で笑顔になり、振りコピで疲れ、歌詞で泣き、視覚聴覚体力をじわじわと破壊されるとんでもない時間でしたね。
- Take Me Higher
- Star Heart
トライスターの3人が新曲を引っ提げて登場。個人的にはサビ前の例の振り付け(通称:絶望ステップ)で湧くのが定番みたいになってるのがちょっと違和感なんですが、そんな些細なことが気にならないくらい、いつ聞いても強い曲です。
新曲のStar Heartはハードなダンスミュージックといった感じで、レーザービームの演出やリス子さんの歌声もハマりまくってて初聴でしたがかなりアガりました。
ここで演者が一旦捌け、フォトカツ8の投票結果発表の特別映像が流れました。台詞を新規で録ってたり割と豪華な作りでしたね。
結果自体は前から発表されてたのですが(フォトカツ8大投票 結果発表!|アイカツ!フォトonステージ!!(フォトカツ!)|バンダイナムコエンターテインメント公式サイト)、アプリをやってない自分はこの時の映像で初めて結果を知りました。
藤堂は未だに女児にもオタクにも人気あって強いなあとか、紫吹が5位に食い込んでるの熱いなあとかボーッと考えていたら、次の瞬間。とんでもない光景が目の前に飛び込んできました。
- キラキラ宣言!
フォトカツ8に選ばれた8人が歌う新曲…なのですが、ステージにはなんと、スミレちゃんのドレスを身に纏ったりえさんが。。
開いた口が塞がらないとはこのことで、正直この辺りは音を聴くということすら忘れてひたすら呆然としていたので記憶がありません。
曲が終わりMCに。ここで正式にりえさんがスミレちゃんの2代目歌唱担当に決まったことが発表されたと共に、サラッとふうりさんがみくるちゃんの担当になったことも明かされ、もう何が何やら。
これまでもメンバーが卒業して歌唱担当が変わるという事例はありましたが、まさか自分がその瞬間に立ち会うことになるとは思わず、混乱状態でした。
(経緯を知らない方のために説明すると、これまで夏樹みくるちゃんと氷上スミレちゃんの歌唱担当をしていた巴山萌菜さんは去年のMFを最後に卒業して今はソロで活動しています。つまり実質的に歌唱担当がいない状態だったのですが、その穴を埋める形でスタアニのふうりさんとアイスタのりえさんが2代目担当として選ばれたという流れです)
最初は正直、ショックが強すぎて受け入れられない部分が大きかったです。あの見慣れたドレスを着たりえさんがモニターに映る度、どうしても偉大すぎる先代を思い出さずにはいられなくて。(まるで最初からそうであったかのように着こなしていたのも今までの記憶が過去になってしまったようで何だか寂しくて)
しかしそれはアイスタに加入するずっと前からファンの一人としてアイカツ!を見ていたりえさん自身が一番分かっていることでもあるんですよね。表情や動きにも1日目やファミリー公演の時と比べかなり緊張が見て取れて、この姿の自分が果たして受け入れられるのか、今日まで不安で仕方なかったのだろうなと。
そしてその責任や重圧を乗り越えたうえで、こうやってステージに立っているのだから、それはもう応援するしかないじゃないかと。
これはライブが終わった今だからこそ言えることですが、自分はりえさんがスミレちゃんの歌唱担当になって本当に良かったと思っています。
- センチメンタルベリー
そしてその流れからのふうりさんによるみくる曲初お披露目。
本人がブログで触れていた通り声質はもなさんと真逆なんですが、これはこれとしてちゃんとみくるちゃんの歌になっていてアリだな、と思いました。(慣れるのは時間がかかりそうですが)
去年のMFの物販でCDを買ったのですが本編ではやらずじまいでそのままもなさんが卒業してしまったこともあり、やっとライブで聴けた!という思いが強かったです。
今回みくる曲はこれだけでしたが、いつかふうりさんverの笑顔のSuncatcherやオトナモードも聞いてみたいですね。
ここから怒涛のスミレ曲ラッシュ。ソロパートが交互にきてぶつかり合うような構成でタイトル通り恋のバトルといった感じの曲です。
以前のverでは先輩であるスミレ=もなに後輩の凛=ななせが必死に食らいつくようなイメージだったのですが、歌の人の立場が逆になっても先輩であるななせさんに全然負けてないりえさん凄い。(1日目のキミをロックオン然り)
- きらめきメッセンジャー
もなさんが卒業後しばらくしてからCDがリリースされた、歌唱担当のお仕事としては最後の曲。この曲をりえさんが歌うということの意味ですよね。
「憧れのレジェンド キミがくれた いつかの想いを 今度は 私が手渡そう」という歌詞が、もなさんが繋げてきたものをりえさんが受け取り継承した今の状況と完全にリンクしていて、なんというか、こういう2.5次元系コンテンツって今や溢れかえるほどあるんですが、その一つの到達点を見たような気がしました。
この曲のみ歌詞をフルでモニターに映す演出があったことからもそのメッセージ性はビンビン伝わってきましたね。(でもそんな視覚的効果に頼らなくてもエモすぎるくらいなのにデカデカと文字映すのはちょっとくどいというかもう少し観客を信用してもいいのにな、とも思ってました)。
- チュチュ・バレリーナ
きらめきメッセンジャーが「バトンを繋いだ」曲だとしたら、この曲は「甦った」曲だと思います。
あのイントロと共に逆光の中現れたあの6人があのフォーメーションで…その先はもう一瞬すぎてよく覚えていません。
りえさんがMCで「自分が歌うことで歌が大好きなスミレちゃんがまた歌えるなら」と言っていましたが、りえさんが命を吹き込んでくれなかったらこの曲を現場で聞くことは二度となかったわけで。
記憶の中に閉じ込めていた過去が、今、目の前で現実に復活している、ということが何より嬉しくて懐かしかったです。
- START DASH SENSATION
るかさんソロ→全員での歌唱。モニターの映像(大空あかりのこれまでの軌跡)も相まってかなり涙腺にキてました。
途中、2番のサビでるかさんが涙を堪え切れず歌えなくなってしまうハプニングがあったのですが、観客が代わりに歌うことで場を繋いでいたのが印象的でした。(誰が扇動したでもなく、自然発生的に)
僕自身も実はそこまで聴きこんだ曲というわけでもなかったにも関わらず気が付いたら歌詞が口を衝いて出ていた、という感じでした。
よく話題になる『演者が泣いてしまった時に「頑張れー!」とか「泣かないでー!」とか言うヤツ真に演者のこと考えてないだろ問題』に対する最高のアンサーだと今でも思っているし、嫌いな言葉だけど、こういうのを「尊い」って言うんでしょうか。
ここで1日目と同じく撮影タイムが。
席が2階席後方ということもありスマホを精一杯掲げて撮ろうとした結果、手ブレが酷くロクな写真が撮れず。でもこれはこれでかっこいい感じになってると思いません?
- オリジナルスター☆彡
- カレンダーガール
本編ラストは説明不要のanthemであるこの2曲で〆。
カレンダーガールのイントロと共にEDのあの映像が流れた瞬間、これまでの色々がフラッシュバックして、自分の中の様々な感情が揺さぶられまくって、笑顔でも泣き顔でもない、今までしたことがない表情になっていたと思います。
何というかこの4年半、楽しい時もそうじゃない時も常にこのアニメとその曲が一緒にあって、それで視覚と聴覚を両方から破壊してくるあの演出でぶん殴られてしまったわけで。
これから先がどうなるかなんて分からないけど、多分僕はこのコンテンツを一生引き摺りながら生きていくんだろうなあと思いました。
- EN1・lucky train!
ここまで色々あり過ぎて周りが手を叩いたりアンコールの声出しをしている中で一人放心状態になっていたのですが、何の前触れもなくいきなり音楽がかかり目が覚めました。
「シンデレラだから パーティの終わり(残念です)」の歌い出しに尽きるというか、アンコール一発目にこの曲はエモ過ぎるでしょ。
朦朧とする意識の中、前の4連番オタクが横一列に電車ごっこを始めた時は「限界」の二文字が頭をよぎりました。(嫌いじゃない)
2番Aメロの「かぼちゃの馬車から 最新列車まで(斬新です) 未来へのルートの ダイヤを選んで(Have a nice trip!)」が、「道のりや手段は違っても目的地には辿り着ける」ことを示唆する歌詞で個人的に好きだったりします。
- EN2・Let`s アイカツ!
昼公演では3人でしたが13人全員での歌唱。僕がアイカツ現場で初めて聴いた曲ということもあり思い入れも強く、振りが身体に染みついてますね。中野ワンマンでの鮮烈な登場が今でも目に焼き付いて離れません。
思えばあの日から随分と遠い場所に来てしまったなあと思います。
- EN3・アイドル活動!
大トリはもちろんこの曲。安直な表現ですが原点にして頂点、なんだと思います。
4年半様々な形で聞かされ続けて最早あって当たり前みたいな存在になりつつある曲ですが、それだけにこういう機会でも無いと中々改めてじっくり聞くこともない曲だったり。
このライブは終わるかもしれないけどアイカツ!は終わらせないしこれからも続けていく、という意思を感じたステージだったし、悲しさは不思議と無かったです。
思えば去年のMFもこの曲が三日間の締めくくりに流れて、その後今まで自分が好きだったアレコレが一旦ではあるものの終わってしまった、というショックで一時的に色々不安定になったりもしたんですが、あれから一年経って、何だかんだでこうしてメンバーの皆さんの活躍を、去年より大きな会場で見れてる今があるわけで。
ずっとずっと聞いていきたいし聞いていくことになるだろう、そんな曲です。
そして2日間3公演に及ぶ長いようで短かった時間が終了。
飯屋を求めてウロウロしてたら携帯の電池が切れて道が分からなくなってしまい夜行バスの発車時間に遅れそうになるも、背に腹は代えられないということで新宿駅西口からバスタ新宿までタクシーを使う富豪ムーブをして最悪の事態は逃れ、今に至ります。
ソウカツ!
実はここ最近のアニメやアプリの動きをどこか冷めた目で見ていたところがあったんですが、そんな自分でも4年半このコンテンツを追ってきたなりの感慨はありましたし、これからもこの人達を追っていきたいな、と思わせてくれるライブでした。
これから先アニメが、アプリが、ユニットがどうなるかは分かりませんが純粋にこの人達がアイドルとして歌手としてどこまで通用するのか見たくなったし、ここまでついてきてしまった以上は、区切りがつくまでは見届けたいなと感じました。
正直もっともっと聞きたい曲はいっぱいあったけど(Signalize!とか新・チョコレート事件とか薄紅デイトリッパーとかGood morning my dreamとかprism spiralとかMY SHOW TIME!とか永遠の灯とか色々色々!!!てか中野でみきさんがえりさんと歌いたい!って言ってたSweet Heart Restaurantフルはいつになったら聞けるんだよ!?)、全部いつかあると信じてる武道館公演まで待ってます。
演者の皆様、スタッフの皆様、参加した全ての皆様、改めてお疲れ様でした。
というわけでレポートとは名ばかりの旅行記のような備忘録のような駄文をぐだぐだとお送りしてきましたが、後にも先にもこのブログでこんな長文を書くことはないと思われます。(なんだかんだで15000字超えてました)
ここまで読んでいただいた方はありがとうございました。
次に参加するイベントは今週末に控えた工藤真由さん卒業ワンマンになる予定です。モチベとお金があれば来週名古屋であるアイスタのリリイベも行くかもしれません。
ではまた次の現場で。